ストイッククラブ

一般的な栄養学をベースに日々の生活の中で取り入れるべきものと避けていくべきものをブログにしています。

【恐怖】あなたにも迫るリーキガット症候群とは?

 

みなさん、こんにちはヽ(*´∀`)ノ

 

ストイッククラブのゴッティですヽ(・∀・)ノ

 

本日もよろしくお願いしますヽ(´▽`)/

 

みなさんはリーキガット症候群という言葉を耳にされたことはありますか?

 

みなさんの中でこの様な症状に悩まされている方はいませんか?

 

 

これらの症状が当てはまってしまう方は、ひょっとするとリーキーガット症候群かも知れません。

 

リーキーガット症候群は英語で【Leaky Gut Syndrome】と表記しますが直訳すると腸に漏れる症候群と言う意味になります。

 

 

さて、では何が腸に漏れていってしまうのでしょうか?

 

 

その話をする前に、この症状の一因と言われている原因についてお話をしていきます。

 

端的に、リーキガット症候群の原因になるのは【小麦】や【牛乳】だと言われています。

 

以前にお話をさせていただきましたが、小麦は非常に消化がしにくい為、身体に様々な弊害をもたらします。↓以下記事です。

 

 

gotty131.hatenablog.com

 

この記事に付け加えて説明をさせていただくと、小麦というのは最も身体に炎症をもたらしやすい食品なのです。

 

炎症とは読んで字のごとくなのですが、身体の中で火事が起こっている状態になります。その体内の火を消すことができれば、炎症を引かせる事ができるのですが、、、

 

 

では、改めて、何故リーキガット症候群が起こるのかを説明していきます。

 

 

小麦の中にはグルテンと呼ばれるタンパク質が含まれており、グルテングルテニングリアジンという2つタンパク質から構成されているのですが、この中でグリアジンに関しては人間の体内で完全に消化するための酵素がないと言われています。つまり体内で消化されないまま残ってしまうのです。

 

ここで問題になってくるのがその未消化のタンパク質ということになってきます。

 

その残ってしまった未消化のタンパク質を身体の免疫細胞が敵だと見なし攻撃をしてしまい、免疫反応により身体に炎症をもたらしてしまいます。

 

さらにグリアジンはゾヌリンというタンパク質を生成するのですが、そのゾヌリンは腸壁に穴を開けてしまう為、本来では人間の体内に入ってはいけない毒物や未消化のタンパク質が腸壁の穴から漏れ出してしまうのです。

 

腸管の先には血液があります。血液は体中を循環しているので、腸管から漏れ出した毒素も血液によって運ばれてしまい身体の中を巡ってしまうということになります。

これに対しても当然身体が免疫反応を起こしてしまうので

 

  • 皮膚で起これば皮膚炎
  • 脳で起これば脳内炎症になりうつ病、記憶障害、アルツハイマー
  • 炎症が起こることによる慢性疲労
  • 腸内の炎症であれば便秘や下痢

 

という症状に繋がっていくと考えられています。

 

元々、小麦は糖質が高く中毒性も高いので、どんどん食べてしまいがちになります。

こうなってしまうといつまでも消化しきれないタンパク質が溜まっていくので、身体の中の火事がいつまでも鎮火できずに、身体のあちこちに症状が出てしまうということになります。

 

そして一番の問題になってくるのが自己免疫疾患です。

グルテンなどのタンパク質が体内の中に入り込んでしまうと、それに対して抗体ができてしまうので、グルテンが入ってきた瞬間にグルテンを攻撃します。

 

但し、ここで問題なのが、抗体はグルテンの形に似た正常な細胞も攻撃してしまうという、いわば暴走行為を起こしてしまう為、それが原因で病気に発展してしまうということです。

 

それでも小麦が食べたいということであれば、以下のことを1ヶ月程度かけてご自身で実践しながらお身体と相談してみてください。

 

 

①3週間程度グルテンをやめる

 

小麦を食べてもいいかどうかの基準の一つに体内にグルテンの抗体があるか?ということが挙げられます。もしグルテンの抗体があるにもかかわらず、グルテンを摂取し続けるということは、火にガソリンをかけ続けてしまっている行為になっているので、一旦3週間程度グルテンをお休みすれば、少なくともガソリンをかける行為をストップでき、火事が落ち着かせることができます。そうなってくると、今まで身体に出ていた諸症状が緩和されたり、体調がよくなってくるのを感じることができるかも知れません。

 

 

②残りの1週でグルテンを摂取してみる

 

せっかく鎮火しかけた火にガソリンを再び注ぐ行為になるかも知れませんが(笑)

グルテン摂取を再開して、過去に悩まされてい症状が再発するようであれば、今後極力グルテンは控えた方がいいかも知れません。

 

もしも、体内にグルテンの抗体がなければ、ちょこちょこ食べても良いということになってくるのですが、食べ過ぎは将来的に見てグルテンの抗体を作る原因になってしまったり、腸内環境を破壊してしまう原因にも成りかねないので、飽くまでも度が過ぎない程度にしましょう。

 

では今日はこの辺りで~ヽ(´▽`)/