ストイッククラブ

一般的な栄養学をベースに日々の生活の中で取り入れるべきものと避けていくべきものをブログにしています。

【悲報】牛乳に相談するのはちょっと待って!

 

みなさん、こんにちはヽ(´▽`)/

 

ストイッククラブのゴッティですヽ(*´∀`)ノ

 

いつもブログをご覧になって頂きありがとうございます。

 

本日は以前にもお話をさせて頂いたことがあるテーマではありますが、改めて牛乳についてお話をさせて頂こうと思います。

 

 

昔から、牛乳は完全栄養食品と言われ続けており、僕も身体が大きくなりたくて若い頃は一生懸命になって牛乳を飲んでいた記憶があります。

 

 

牛乳を飲むと身長が高くなると言うのは理論的には非常にわかるのですが、その恩恵を受けても逆に受けるリスクもかなり高いものがあるので今回はその説明をさせていただきますね。

 

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│牛乳は骨の強度を弱めてしまう

 

初めて聞かれる方には非常にショッキングな事実かも知れませんが、牛乳には骨を強くする効果は一切ありません。それどころか、骨を脆くしてしまう効果があります。

 

 

まず、牛乳にはそもそもカルシウムとカルシウムを骨にしっかりと沈着させるためのマグネシウムがほとんど含有されていません。その代わりに多く含まれているのがリンというミネラルでこのリンは骨からカルシウムを奪うと言う特徴があります。

これは専門用語で脱灰と言いますが、この脱灰の作用によって牛乳を飲めば飲むほど骨が脆くなっていくという現象が起きてしまいます。

 

 

アメリカや北欧のスウェーデンでは牛乳の消費量が多いことが原因で骨粗鬆症の患者が多く、特にノルウェーでは骨折率が日本の約5倍程度もあると言われているので、カルシウムを摂ることを目的に牛乳をがぶ飲みしてしまうのはすぐに止めてしまったほうが良いと言えるでしょう。

 

 

牛乳は飽くまで嗜好品として飲むか、どうしても乳製品を飲みたいのであれば無調整の豆乳を飲むことをオススメ致します。

 

 

 

│牛乳は様々な病気の原因となりうる

 

以前、プロテインの記事でもお話をさせて頂きましたが、日本人というのは乳糖不耐症の方々の割合が非常に多く、牛乳を飲むと下痢を引き起こしてしまう人もいらっしゃいます。プロテインの記事はこちら↓

 

www.stoicclub131.com

 

 

 

しかも、牛乳というのは飽くまで仔牛を成長させる為のものなので、2~3年程度で牛を1トン近くまで成長させるようなものを人間が多く摂取してしまうと、早熟と早老という現象を引き起こしてしまいます。また、牛乳の中には成長ホルモン、ワクチン、抗生物質なども入っているので、身体には良くないと言える飲料でしょう。

 

 

さらに牛乳の中に含まれるカゼインと言うタンパク質は人間の体内で非常に分解がしにくい為、消化をするのに時間を多く要してしまい消化不良やリーキガット症候群、さらには生殖器系のガンの原因になると言われています。

 

 

│最後に

 

牛乳も真剣に消費者のことを考えてくれて生産されている方もいらっしゃると思いますが、どんなに良質な牛乳であってもそれだけをがぶ飲みをしてもカルシウムを適切に摂取することは出来ません。同じことは小魚のイリコにも言えるのですが、カルシウムを摂りたいからと言ってイリコだけをバリボリ食べて意味がないのです。

 

 

それはカルシウムとマグネシウムの摂取比率の問題があるのですが、カルシウムとマグネシウムは2:1の割合で摂取しないと意味がないのです。牛乳もイリコもカルシウムとマグネシウムの比率が10:1くらいのものになってくるので、明らかにマグネシウム不足ということになりカルシウムが体内に取り込まれません。

 

 

では、どうするのか?

 

 

それは、伝統的な食事の材料として用いることによりカルシウムとマグネシウムの比率を2:1にすると言う方法になってきます。例えば、牛乳であれば野菜をたっぷり入れて入れてシチューにすればカルシウムとマグネシウムの比率が2:1となりますし、イリコも出汁にして味噌や具材と混ぜることにより同じくその比率を2:1にすることが出来るのです。伝統的な料理って不思議ですねヽ(*´∀`)ノ

 

 

はい、と言う訳で今回は牛乳についてお話をさせて頂きました。

 

また次回の更新でお会いしましょうヽ(*´∀`)ノ