ストイッククラブ

一般的な栄養学をベースに日々の生活の中で取り入れるべきものと避けていくべきものをブログにしています。

【必見】その症状、リーキガット症候群かも?

 

みなさん、こんにちはヽ(´▽`)/

 

ストイッククラブのゴッティです。

今日はその症状リーキガット症候群かも?

 

というテーマでお話をさせていただこうと思いますので良かったら最後までご覧になってくださいね。

 

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│リーキガット症候群ってなに?

 

 

リーキガット症候群とは非常に聞きなれない言葉だと思いますが先にどの様な症例があるのを紹介させていただきますので、皆さんにいくつ当てはまるかを確認されてみてくださいね。

 

 

肥満、糖尿病、下痢、便秘、認知症、集中力の低下、記憶力の低下、慢性的な頭痛、喘息、不妊症、バセドウ病、橋本病、関節リウマチ、うつ病自閉症、皮膚炎、アトピー性皮膚炎、慢性疲労など

 

 

 

さて、皆さんはいくつ当てはまりましたでしょうか?これらの症状に多く自覚がある方はひょっとするとリーキーガット症候群かも知れません。

 

 

そもそもリーキガット症候群とは英語表記で【Leaky Gut Syndrome】となりますが、直訳をすると腸に漏れ出してしまう症候群という意味になります。それでは一体何が腸に漏れていってしまうのでしょうか?

 

 

 

│リーキガット症候群の原因となるもの

 

 

リーキガット症候群は何が腸に漏れ出してしまう症状なのかを説明する前に、この症状が何によって引き起こされるのかを説明いたします。リーキガット症候群の原因となるものはずばり小麦牛乳などの非常に消化に悪いものだと言われています。この様な消化に悪いものばかりを摂取していると腸内環境が悪化し様々な弊害が身体に起きてくると言われていますが、この中で特に小麦は身体に非常に炎症をもたらしやすい食品なのです。

 

 

小麦の中にはグルテンと言われるタンパク質が含まれています。グルテングルテニングリアジンと言う2つのタンパク質から構成されているのですが、この中でグリアジンの方は人間の体内で完全に消化するための酵素がないと言われています。つまり、グリアジンは体内では消化されないままで残ってしまうのです。この未消化のタンパク質は大きな問題を引き起こしてしまいます。

 

 

│未消化のタンパク質が引き起こすこと

 

体内に残ってしまった未消化のタンパク質は身体の免疫細胞から敵だと見なされてしまう為、攻撃されてしまいこれにより免疫反応が起こり身体に炎症が出てきます。さらにグリアジンはゾヌリンと言うタンパク質を生成するのですが、このゾヌリンは腸壁に穴を開けてしまう特徴を持っている為、本来では人間の体内には入ってはいけない毒物や未消化のタンパク質などが腸壁の穴から漏れ出してしまうのです。これがリーキガット症候群と呼ばれる所以になります。

 

 

腸管の先には血液があり、血液は体内を循環しているので腸管に漏れ出した毒物も血液によって全身に運ばれてしまい、身体中で免疫反応を起きてしまうのです。これらの免疫反応が炎症を起こしその炎症が

 

 

  • 腸内で起これば便秘や下痢
  • 皮膚で起こればアトピー性皮膚炎などの皮膚炎
  • 脳内で起こればうつ病や記憶障害

 

 

と言ったような症状に繋がっていくのです。

 

 

そもそも小麦は糖質が高く中毒性が高い為、無意識の内に次々と食べてしまいがちなので、どこかのタイミングで1度グルテンを断たなければ、身体の炎症がいつまでも治癒せずに身体の至るところに炎症が起きてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。

 

 

そして1番の問題になってくるのが自己免疫疾患になります。グルテンなどのタンパク質が体内に入り込んでしまうとそれに対して抗体が出来るのでグルテンが入ってきた瞬間にグルテンを攻撃します。

 

 

ここで問題なのが抗体はグルテンの形に似たような正常な細胞までも攻撃してしまうという暴走行為を起こしてしまう為、これによって様々な病気や上記の諸症状へと発展して行く可能性があるのです。特に上記の諸症状が気になり治癒させたいということであれば1度以下の方法を試して頂き、ご自身の身体にとってグルテンが合うのか合わないのかを確認して頂ければと思います。

 

 

 

①3週間グルテンフリー生活を送る

 

小麦製品を食べても良いか否かという基準の1つに身体の中にグルテンの抗体があるのか?ということがあります。もし、グルテンの抗体があるのにもかかわらずグルテンを毎日のように摂取し続けてしまうと体内の炎症はいつまで経っても完治しないので、1度3週間程度グルテンを避けた生活をオススメ致します。この様な生活を送ると炎症が起きがちだった身体の炎症も落ち着き、今まであなたを悩ませていた諸症状の緩和や体調の改善などの効果が期待できると考えられます。

 

 

②1週間グルテンを再度摂取してみる

 

もし3週間程度のグルテンフリー生活で何らかの身体の改善を得ることが出来た方には酷かもしれませんが、1週間程度グルテンを再度摂取し始めると過去に悩まされていた症状が再発するかもしれません。もし、症状が再発するようであれば以後はグルテンをなるべく控えた生活を送ることが無難だと考えられます。

 

 

もし仮に体内にグルテンの抗体がなければ、嗜好品程度に楽しむことは良いことだと思います。しかしながらグルテンの過剰摂取は将来的にグルテンの抗体を作ってしまう原因にもなりかねないので注意が必要だと思われます。

 

はい、という訳で今回はその症状リーキガット症候群かも?というお話をさせて頂きました。

また次回の更新でお会いしましょうヽ(・∀・)ノ