ストイッククラブ

一般的な栄養学をベースに日々の生活の中で取り入れるべきものと避けていくべきものをブログにしています。

【衝撃】知っていますか?牛乳の作られ方と悲惨な現状

 

みなさん、こんにちはヽ(*´∀`)ノ

 

ストイッククラブのゴッティですヽ(´▽`)/

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

 

 

今回は知っていますか?牛乳の作られ方と悲惨な現状いうテーマで、普段皆さんがスーパーなどで購入される牛乳がどの様にして作られているかを説明していこうと思いますので良かったら最後までご覧くださいね。

 

 

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│本来の牛乳とは?

 

過去の記事でも何度か牛乳のことを紹介させて頂きましたが、その作られ方について言及するのは初めてかと思います。牛乳の成分やその粗悪さについては過去に記事にしていますのでこちらをご覧下さい↓

 

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さて、乳牛に限った話ではないのですが、牛というのは本来であれば広々とした野原で牧草を食べて育つのが基本なのです。この様に育てられた牛のミルクは水分が多い為、非常にあっさりとした味わいになります。一方で、市販で大量に売られている牛乳は穀物を食べて育った乳牛のものになります。このミルクは高タンパクで高脂質なのです。

 

 

実際に市場に牛乳を販売する際には含有される脂肪の比率が3.5%以上ないと普通の販売価格にすることができず、脂肪の含有量が3.5%に満たない牛乳は低脂肪牛乳として扱われてしまう為、販売価格が半額近くにまで落ちてしまいます。その為、酪農家は牛乳を高脂肪にするために、本来では牛が食べることのない身体で消化しにくい穀物を食べさせているという現状があります。

 

 

牛にとって消化のしにくい穀物と狭く衛生上の問題がある牛舎の悪い環境は牛の病気に原因になってしまいますので、酪農家はこの病気を防ぐために抗生物質を投与するのですが、抗生物質は良い菌も悪い菌も一緒に殺してしまうので牛の腸内環境を壊してしまいます。また搾乳された牛乳の中にも抗生物質は含有されているので、僕たち人間が牛乳を口にすると同じように腸内環境が破壊されてしまうのです。

 

 

 

│自然な搾乳と不自然な搾乳

 

さてここまでは、市販されている牛乳の大元である乳牛がどの様にして管理されているかを説明させて頂きました。次は、その牛乳がどの様に搾乳されているかを説明していきます。

 

 

自然放牧され、牧草を食べて育ったような牛のミルクは牛の赤ちゃんに1年~1年4ヶ月程度の期間で授乳され、赤ちゃんがミルクを飲まなくなった後に余ったミルクを搾乳して僕たちが頂くというシステムになっています。これが本来の自然な牛乳のあるべき姿なのですが、市販の牛乳に関してはやはりビジネス色が強く、いかにして大量生産をするかが目的になってきます。その為、かなり乳牛にはかなりの無理をさせてミルクを製造していくのです。

 

 

まず、乳牛は生まれて1年程度かつ350キロ程度の体重になると人工授精をされて妊娠します。出産までにかかる期間は人間と同じで約10ヶ月程度で、出産後3~5日程度は免疫の確保の為に初乳として生まれてきた赤ちゃんに与えられます。しかし、その初乳が終わるとすぐに搾乳が始まり、さらに信じがたいことにその2ヶ月後には再び人工授精をされるので、授乳期間中に妊娠させられてしまうのです。つまり、僕たちが普段見かける様な牛乳は妊娠中の乳牛のミルクが多く、実際に75%程度の牛乳は妊娠中の乳牛から搾乳されたものになるのです。妊娠中の牛の乳は成長ホルモンや女性ホルモンが多く含まれているので、人間が摂取すると早熟早老、そして生殖器系の癌のリスクが上昇するとも言われています。

 

 

さて、授乳中に2度目の妊娠した乳牛は出産前2ヶ月に乾乳という搾乳をしない期間を設けるのですが、出産が済むと再び2ヶ月後に人工授精をさせられるという過酷なサイクルをずっと繰り返していきます。

 

 

この様な形で連続して出産と妊娠を繰り返していけば牛の身体ボロボロになっていくので、乳牛の寿命は平均で20年と言われていますが、この様に人間の都合で牛乳生産機とさせられてしまった乳牛の寿命は6~7年と言われており、その末路は子供を産めない身体になる為、屠殺され肉牛となるのです。この様な乳牛の肉は焼肉チェーン店などで安い値段で出回ることになるのです。

 

 

│僕たち消費者にも責任はある

 

牛乳自体が身体に良いか悪いか以前の問題で、この様に人間の都合の為だけにこの世に生を受け、ビジネスなどの身勝手な理由で酷使されて、必要ではなくなったら処分をするという、この様な乳牛の悲惨な現状を僕たちはもっと知る必要があると思います。乳牛に限らず鶏肉や鶏卵なども似たような惨状なので良かったらこちらの記事もご覧になって頂き、皆さんにシェアして頂ければ幸いです↓

 

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この様な問題は確かに生産者側にも責任はあると思いますが、悲惨な現状を知ろうとせずに安価で美味しいものをひたすら求め続ける僕たち消費者にも大きな責任があると思います。牛乳に限らず、今日手にしたもの、口にしたものがどの様にして食卓にまでやってきたかを僕たちは真剣になって考えて、あまりに非道徳的なものに対して買わないという選択をしていくことが重要だと僕は考えます。

 

今日も最後までご覧頂きありがとうございました。