ストイッククラブ

一般的な栄養学をベースに日々の生活の中で取り入れるべきものと避けていくべきものをブログにしています。

【重要】父親のみなさん、育児してますか?

 

みなさん、こんにちはヽ(*´∀`)ノ

ストイッククラブのゴッティです。

 

お子様がいらっしゃる男性の皆様は育児に積極的に参加されていますか?

以前、日本が誇る不名誉な世界一と言う当ブログの記事の中で日本という国は男性が家事・育児に参加しない国ナンバー1と言うお話をさせて頂きました。その記事はこちらです↓

 

www.stoicclub131.com

 

今回は、育児における男性の重要性と離婚などによりお子さんが父と離れるとどの様なことが起こるかをお話させて頂こうと思います。

 

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│子供にとって幸せだった国

 

児童虐待などが毎日の様にニュースになる昨今とは異なり、江戸時代は子供にとって幸せな国だったと言う記録が残っています。同じ時代の欧州では煙突掃除に小さな子供が駆り出され、煙突の煙などに含まれる有害物質が原因による病気で早死する子供が多かったとのことです。今回はまず、江戸時代に日本を訪れた人々の記録から当時の日本の子供がどの様に過ごしていたのかを紹介いたします。

 

私はこれほど自分の子供を可愛がる人々を見たことがない、子供を抱いたり、背負ったり、歩くときには手をとり、子供の遊戯をじっと見ていたり、参加したりいつも新しい玩具をくれてやり、遠足や祭りに連れて行き、子供がいないといつもつまらなさそうである。

   

毎朝六時ごろ、十二人か十四人の男たちが低い塀のしたに集まって腰を下ろしているが、みな自分の腕の中に二歳にもならぬ子供を抱いて、かわいがったり、一緒に遊んだり、自分の子供の体格と知恵をみせびらかしていることである。(イザベラバード 日本奥地紀行より引用)

 

江戸の街頭や店内で、はだかのキューピットが、これまたはだかに近い頑丈そうな父親の腕に抱かれているのを見かけるが、これはごくありふれた光景である。父親はこの小さな荷物を抱いて見るからになれた手つきでやさしく器用にあやしながら、あちこちを歩き回る。ここは捨て子の養育院は必要でないように思われるし、嬰児殺しもなさそうだ。(イギリス公使 オールコック)

 

 

と言うように昔の日本では父親が自分の子供を可愛がる様子が記録されています。

現代社会ではどうでしょうか?例えば、お子さんと一緒に絵本読んでみたり、一緒に遊んだり、皆さんは出来ていますでしょうか?絵本を例にとると実は母親が絵本の読み聞かせをするよりも、父親が読み聞かせをする方が子供の言語能力が上がると言う研究結果がアメリカでも発表されています。父親による絵本の読み聞かせは子供の思考能力を上げ、興味関心を引き、これが言語能力の向上に繋がると考えられいるのです。

 

 

 

│江戸時代の父親は教育パパだった

 

ドラマなどで子供を巡る夫婦喧嘩を見ていると夫が妻に対して「お前の教育が悪いから!」などど言っている光景をよく見かけます。この様な光景は江戸時代では恐らく見られることはなかったのではないと考えられます。それは子供の教育は父親がすると言うしきたりがあったからです。

 

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この絵にもある様に、江戸時代の教育は父親がおこなっていました。これにはちゃんと理由があり、子供が男の子のであれば、しっかりと立派に育ってもらい家督を継いでもらう為に教育し家を守ってもらう必要があったからです。女の子であれば、他家に嫁に出しても恥ずかしくない女性に成長して家の品格を損なわない様にする為であったとされています。

 

 

│父親が家から離れるとどうなる?

 

昨今は結婚した夫婦のうち3分の1が離婚をしてしまうと言う世の中になってしまいました。離婚してしまう原因にはそれぞれ理由があると思いますが、お子さんがいる家庭の御夫婦には是非とも簡単な理由で離婚をして欲しくないのです。それは父親が家庭からいなくなることにより与える子供特に女の子に与える影響が大きくなるからです。

 

まず、子供というのは父親の魂と母親の魂をもらいこの世に生を受けます。特に女の子は父親との魂の繋がりが強く、両親が離婚してしまうとこの魂の繋がりが引き裂かれてしまうのです。理想の父親はお子さんが中学・高校生になってお父さんを煙たがるようになるまでは、一緒によく遊び、よく話す必要性があります。また、女の子の成長に必要なエネルギーは父親の愛であると言われているのです。

 

父親の愛が必要な時期には父親は娘さんとしっかりとコミュニケーションをとる必要があるのですが、仕事などの多忙が理由でそれが上手く出来ていないと、父親の愛情で子供の心のタンクが満たされないということになるのです。子供と言うのは、親からの愛情によって心が満たされると自立を始め、親から離れようと行動を起こし始めます。これは非常に健全であるべき成長の姿になります。

 

しかしながら、女の子が多感な時期に離婚などにより父親を失い愛情で満たされないまま成長してしまうと自分の魂の愛情が満たされるまで父親の愛を求めるようになります。これが一種の異常行動して現れ、大きく歳が離れた男性を好きになってしまったり、男性のことをきちんと好きになれないと言うような現象がて出て来てしまうのです。中にはリストカット摂食障害になるようなケースもこの父親がいない家庭というケースが多いとされています。このようにして精神を病んでいくと将来的に夜の仕事に手を出してしまうというケースも少なくないのです。父親の愛情でしっかりと満たされていれば、女の子は父親を必要としなくなり、自立して他の男性と家庭を築くようになります。

 

│父親のあるべき姿

 

現代社会は簡単に離婚が出来てしまう社会です。離婚によって夫婦としてはお互いの気持ちが楽になり、解放的な気分になるかも知れませんが1番の犠牲になるのはその子供達なのです。父親としてはどんな仕事が忙しくとも子供との時間を大事にして子供が親の愛情を必要としなくなるまで一緒にいてあげることが理想的です。

 

また、皆さんには簡単な理由で離婚をするようなことはせずに、極端な理由がない限りは子供の為に離婚はしないと言う決意を持って幸せな家庭を築いて頂きたいと思っています。