ストイッククラブ

一般的な栄養学をベースに日々の生活の中で取り入れるべきものと避けていくべきものをブログにしています。

【重要】好転反応を誤解しないでください

 

みなさん、こんにちはヽ(・∀・)ノ

ストイッククラブのゴッティです。

 

 

みなさんの中には服用している薬を一時的に止めてしまったが故に元々の症状が酷くなって再度出て来てしまったという方はいますでしょうか?

よく、民間療法などでは薬を中止した際に一時的に出てくるこの現象のことを好転反応と言う表現で表し、元々の症状が改善もしくは完治する前に踏むステップとされています。

 

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例えば、アトピー性皮膚炎で悩んでいた方が一時的にステロイドの使用を止めたりしてかゆみが止まらなくなってしまったり、皮膚が再び炎症を起こし荒れてしまうと言う様な話をよく耳にします。確かに、いわゆる好転反応は完治に至るまでに避けて通ることが出来ない道かも知れませんし、好転反応を症状の悪化と勘違いして再度薬に頼ってしまうようであれば永遠にその症状が治らないということもありうるのです。

 

 

以前の記事でもお話をさせて頂きましたが、西洋医学の慢性疾患に対するアプローチは対症療法になってくるので、根本的な原因に対しての解決法でない分、いつまでも薬漬けにされてしまうと言うことになります。大事なのは好転反応は身体が体内の毒素と戦い、且つあなたの体内における異常を知らせてくれているということを理解しないといけないのです。過去記事を参照下さい↓

 

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いつも、西洋医学のアプローチに関しては僕は火事の例を用いてお話をします。

薬を使用するということは、火の出火元に対して放水するのではなく飛び交う火の粉や燃え移った箇所に対してだけ水を撒いて消火活動をしている様なものなのです。確かにこの様にすることで、部分的にそして一時的な解決にはなるかも知れませんが、本質的な問題に対して解決しようと行動をしていないので大元の火は再び様々な箇所に燃え移り、そして燃え広がります。そしてまた燃え移った場所だけに水をかけるという堂々巡りをしているのが、慢性疾患で病院通いを卒業できない人達や薬漬けになってしまっている人達なのです。

 

 

さてここで、一時的に薬を止めると言うことはこの火事の例で例えると、どの様なことになっているのかを説明します。まずは、薬の服用を中止することで大元の火があちこちに飛び火してしまいます。薬を止めると言うことは局所的な部分への放水を止めるということにもなるので、もちろん今まで薬で抑えていた症状が出てきます。これが俗に言う好転反応ということになります。そして、薬を中止した後に出火元を突き止めた上でその原因に対して正しいアプローチが出来ているのであれば、大元の火は徐々にその勢力を弱めていき、そのうち鎮火へと向かっていくのです。これが自然治癒と言う考え方になってきます。

 

 

 

│薬を止めても治らないのはなぜ?

 

しかしながら、薬を断ち、この好転反応をいくら我慢しても症状が改善しない人も中にはいるようです。結論から言うとそれは原因に対するアプローチが間違っているのでいつまで経っても症状が改善せずに、また薬のお世話になると言う負のスパイラルに陥ってしまうのです。では原因に対するアプローチが間違っているとはどういうことなのでしょうか?

 

 

それは日常生活における食習慣を始めとする生活習慣に関わってくる毒素に対する認識の甘さが原因になります。現代食は比較的消化しにくいや炎症を引き起こしやすい食品が多く、これが体内で上手く処理されないことが原因で炎症になってしまうケースがほとんどなのです。例を挙げるなら、砂糖、小麦、牛乳、トランス脂肪酸食品添加物化学調味料、農薬、界面活性剤など様々な毒素があります。

 

 

つまり、いくら薬を断ったからといってこの様なものを口に入れ続けていれば、大元の出火場所にガソリンをかけ続けている様なものなので症状は決してよくならないのです。勘違いして欲しくないのは薬の服用を止めたからといって症状の原因や仕組みを正しく理解して対処をしていかないと必ずしもその病気は改善するとは限らないということなのです。食品に関する関連記事はこちら↓

 

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よく、風邪を引いたお子さんに薬を飲めたご褒美に砂糖や添加物たっぷりのお菓子を買い与えるような親御さんを見かけたりしますが、こんなことをしていて本当に子供に治って欲しいと思っているのか甚だ疑問です。残念ながら、皆さんがこのような事をし続ける限り、本来であればほとんど不要な薬はこの世から消えずに残り、医者や医薬品メーカーは甘い汁を吸い続けることになるでしょう。

 

 

はい、という事で今回は好転反応を誤解しないでと言う内容でお話をさせて頂きました。最後までご覧になって頂きありがとうございました。