ストイッククラブ

一般的な栄養学をベースに日々の生活の中で取り入れるべきものと避けていくべきものをブログにしています。

【重要】風邪を引いた時の正しい対処法とは

 

みなさん、こんにちはヽ(*´∀`)ノ

今日は久々に健康ネタということで風邪薬について書いていこうと思います。

 

これからのシーズンは乾燥してウィルスが活発になりやすく、風邪を召される方も増えてくると考えられますが、みなさんは風邪を引かれた時はやはり風邪薬に頼ってしまいますか?今回は風邪薬で風邪が治らない理由と風邪を引いてしまった時の対処法についてご紹介していこうと思いますので、よかったら最後までご覧になってくださいね。

 

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│風邪とはなにか?

 

そもそも何故僕たち人間は風邪を引いてしまうのでしょうか?それには2つの原因が考えられます。1つはウィルスが身体に感染してしまい風邪を引いいてしまうということ、これは皆さんもよくご存知のことだと思います。そして今一つは身体が栄養不足や免疫力の低下などによって弱ってしまっていると言うのが原因です。

 

 

では、風邪薬というものは風邪を本当に治してくれるものなのでしょうか?

まずはメジャーな総合感冒薬のPA配合錠の添付文書に記載されている効果及び効能に書かれていることを見てみると

 

感冒もしくは上気道炎に伴う下記症状の改善及び緩和

鼻汁、鼻閉、咽・喉頭痛、頭痛、関節炎、筋肉痛、発熱

 

引用元 ピーエイ配合錠添付文書より

 

と赤い太文字で書かれているように風邪を引いた際に出てくる諸症状を改善と緩和するとは書かれているものの、風邪を治すとは一言も書かれていません。つまり、感冒薬と言うのは風邪のウィルスをやっつけてくれるものではないのです。では、風邪を引くと出る諸症状は何の為に出ているのでしょうか?

 

それはくしゃみ、咳、鼻水、痰、発汗によってウィルスを体外に放出し、発熱によって体温を上げて身体の中のウィルスを殺そうとしているからなので、その症状を薬で抑えてしまってはダメなのです。確かに風邪の諸症状は苦しく、耐え難いものもあるかとは思いますし、薬を飲んでしまえば身体は楽になります。しかしながら、せっかく身体が悪いものを体外に出そうとしてくれている反応を薬で抑え続けてしまうと風邪の治りが遅くなってしまったり、最悪のケースでは薬の副作用によって死亡してしまうケースも症例としては少ないですが充分ありうることなのです。

 

 

 

│風邪を治す近道とは?

 

まず風邪を引いてしまったら、とにかく身体を休めて安静にしておくというのが1番です。学校や仕事は休んでしまいましょう。あなたが居なくても社会は回りますので、安心して休養をしてください。そして、もう1つやるべきことは食事をしないということです。水分の補給は重要なので必要なのですが、食物を身体の中に入れてしまうと消化に対してエネルギーを必要としてしまうので、風邪の治りが遅れてしまいます。よく言われる食べないと治らないと言う文言は間違っているのです。

 

 

そして、風邪はあなたの生活習慣の乱れを知らせてくれるサインでもあります。風邪が治ったら、最近のご自身の生活習慣や食習慣を見直して、何が原因で風邪にかかってしまったのかをきちんと調べて自覚しないとまた同じことの繰り返しになってしまいます。

 

 

│薬を飲むということはどういう事か?

 

対症療法という言葉ある通り、西洋医学における薬の服用というものは基本的に症状に対してのアプローチに過ぎないので、火事に例えるならば出火元の火に水をかけずに飛び交う火の粉に対して放水している様なものなのです。つまり根本的な原因に対して目を背けて、その場が良ければそれで良いという様な問題を先送りをするような行為になってきます。病気と向き合う際にはきちんと原因に対してアプローチをしていかないと、いつまで経ってもその病気が治らないということになり最終的に皆さんの身を滅ぼしてしまいかねないのです。西洋医学の必要性についてはこちらをご覧ください↓

 

www.stoicclub131.com

 

 

風邪くらいであれば、まだ死亡してしまうリスクは少ないと考えられますが、高血圧、高脂血症、糖尿病などの病気に対して薬で対処しても原因に対して直接アプローチが出来ていないので、いつまで経っても症状が改善せずに一生薬を飲み続け、医薬品メーカー、病院、薬局のいいお客さんになるだけで病気は治りません。本当に病気が治るというのは病院や薬局に通わなくて良くなるということなので、薬とは一体何であるのかを知り、しっかりと理解した上で服用していくことが重要になってきます。

 

 

ただ確かに、重篤な症状に関しては西洋医学の薬で対処せざるを得ない場合もあるのは否定できません。例をあげるのであれば、咳、発汗なのど身体から出てくる症状であれば薬で止めてはいけないですし、逆に酷い便秘などの身体から悪いものが出なくなってしまう症状であればその場しのぎで薬を服用した方が良いケースもあります。気道が腫れて呼吸が困難な場合にも薬で気道を確保するのも必要です。しかしながら、病気が快復した後に何故自身がその様な状態に陥ってしまったのかを真剣に考えずに、同じ病状で困ったら再び薬に頼るというのは非常に愚かな行為であると知らなければならないのです。

 

はい、という訳で今回は風邪をひいた時の正しい対処法についてお話をさせて頂きました。また次回の更新でお会いしましょう。