ストイッククラブ

一般的な栄養学をベースに日々の生活の中で取り入れるべきものと避けていくべきものをブログにしています。

【アンチの皆様へ】エビデンスや根拠にこだわるのをやめませんか?

 

みなさん、こんにちはヽ(´▽`)/

ストイッククラブのゴッティです。

 

相変わらずブログには警告が出ているようですし、ブックマーク欄がアンチの方による誹謗中傷で荒れている一方で、暖かいお言葉をくださる方もいらっしゃり嬉しい限りです。

 

 

ブックマーク欄が荒れてしまうことは非常に悲しいですが、常に世の中の常識に対して疑問を投げかけ続けるスタイルを変えるつもりはないので、これからもブログへのご愛顧の程宜しくお願い致します。

 

 

さて、今回はよくブックマークに書かれているようなエビデンスを出せ!」「根拠はなんだ?」と言うコメントについてのお話を簡単にさせて頂こうと思いますので良かったら最後までご覧になってください。

 

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エビデンスや根拠にこだわらない訳

 

論より証拠百聞は一見に如かずと言うことわざがある様に、出処がハッキリしていてしっかりとした研究機関が正しく割り出した調査結果や実験結果があれば一発で人を納得させることが出来ると僕は思います。しかしながら、現代社会においてはこの根拠の元となる様な研究内容や実験方法が巧妙になっていて、僕たちをミスリードする様になっています。何が言いたいかというと、基本的に大きな研究機関と言うのは大きな権力や大企業の息がかかっているいうような所ばかりで、彼らにとって都合の良い論文やデータを作成し、しっかりと安全性の確認されていないものに太鼓判を押したりして世間に商品を流通させているのです。

 

 

海外では市民が寄付金を募ることで独立した研究機関を立ち上げているので、より正確で綿密な研究や実験をすることが出来る為、政府が安全だというものに対しても必ず疑問を抱き、独自に調査して物事の真実や核心に迫ることが出来るという体制が整っています。日本では国民の寄付で立ち上げた様な独立した研究機関はないので、ある意味で物事の安全性や危険性に対する慎重な検査や二重チェックが出来ず、物事の本質に迫ることが困難なのが現状です。

 

 

もちろん、テレビなどで偉い学者さんを招いて扱うテーマもスポンサーである大企業に不利益が生じるような情報は絶対に流さないので、テレビで言っていることの半分以上は嘘だと判断してもらっていいと思いますし、テレビで良いと宣伝されていたからと言ってそれが必ずしもあなたにとって有益なものになる訳ではないのです。

 

 

つまり欧米諸国とは異なり、特に我が国日本では大元の根拠となる論文や統計データーなどが狂っている為、僕はブログをやっていく上では少なくとも日本のものはあまり参考にしないですし、エビデンスや根拠というものにこだわらないのです。

 

 

 

│捏造ではないが巧妙な実験

 

ここである有名な実験を紹介させて頂こうと思います。2012年フランスの学者であるセラリーニと言う教授が遺伝子組み換え食品についての安全性のテストをラットを使った実験でおこなっています。遺伝子組み換え食品といえば、アメリカのモンサントと言う会社が有名ですがこの会社もセラリーニ同様にラットを用いて遺伝子組み換え食品の安全性のテストを実施しています。

 

 

結論から言うとモンサントの実験結果ではラットに異常は見られず、遺伝子組み換え食品の安全性を証明できたという研究結果になった一方で、セラリーニがおこなった実験では実験用のマウスに腫瘍が多く出来てしまったのです。この種明かしをすると、まずモンサントは実験の中でインチキはしてなかったとされています。つまり、実験内容に嘘や偽りは一切なかったのです。彼らが実験の中で工夫をしたのがその実験期間でした。

 

 

モンサントのマウスによる実験の期間は90日間でした。この期間にはもちろんラットに腫瘍ができることはなかったのですが、一方のセラリーニの実験期間はラットの一生つまり約2年間程度の時間をかけて研究・調査をしたのです。セラリーニの研究結果では91日目にしてラットに腫瘍が確認できたとされているので、恐らくモンサントは90日目以降にラットに異常が生じることを知っていて、敢えて短い期間で実験をおこない遺伝子組み換え食品の安全性を導き出すような研究結果を公表したのです。

 

 

一例として紹介させて頂きましたが、僕の意見としてはこの様に人を巧妙にミスリードする様な大手機関の研究結果などは参考に出来ません。大手企業は利益最優先なので皆さんの健康などには一切興味がなく、実験結果で危険性が立証されなければ、一般的に身体に悪いとされているものでも平気で世の中に流通させるのです。その他にもシャンプーの安全性テストも似たようなものがあるのでご興味がありましたらこちらをご覧ください↓ 

www.stoicclub131.com

 

この他にも巧妙に僕たちをミスリードしている様な説明もあります。例を挙げるならば、放射能物質です。福島の原発放射能が漏れ出した際、時の政府の説明では「ただちに影響は出ない。」と言っていました。確かにおっしゃる通り、ただちに影響は出ないので嘘や偽りがある訳ではなのです。放射能は浴びても即日死に至るようなことはありませんが、5年程度程度経つと身体に悪影響が出始めて甲状腺ガンなどが出始めると言われています。

 

また、日本の論文では低線量被曝であれば身体に良いと言う研究論文もあるようですが、この様なことを欧米で発表したら笑いものにされるどころか、ウクライナなど過去に原発事故があった様な地域の人々は怒り狂うことでしょう。チェルノブイリ原発事故から約30年の時が経過しましたが、今その現場にいる人々がどの様な症状に悩まされ苦しんでいるのかをご自身の目で確かめられて見てください。

 

 

はい、という訳で今回は結果的に少し長くなってしまいましたが、僕がエビデンスや根拠にこだわらない理由を書かせて頂きました。最後までご覧になって頂きありがとうございました。