ストイッククラブ

一般的な栄養学をベースに日々の生活の中で取り入れるべきものと避けていくべきものをブログにしています。

【閲覧注意】向精神薬を服用する前に知って欲しいこと

 

みなさん、こんにちはヽ(・∀・)ノ

 

ストイッククラブのゴッティですヽ(・∀・)ノ

 

今回は前回に引き続き、精神科にかかる前に知って欲しいことというテーマでお話をさせていただこうと思います。

 

前回の記事では、精神科診療の実績というテーマで話を展開していき、本当にこの診療科目に存在価値があるのか?というお話をさせて頂きました。

 

 

今回の記事では実際に、処方されている精神薬がどのようなものなのかを紹介していこうと思います。

 

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パキシルの副作用

 

パキシルSSRI選択的セロトニン再取り込み阻害薬と呼ばれるグラクソスミスクライン社から約20年前に販売され始めた抗うつ剤です。販売当初の宣伝文句は「副作用のない夢の抗うつ剤ということで販売され、爆発的に売上を伸ばしました。パキシルと同じ様なSSRIにはデプロメール明治製菓)、ルボックス(アッヴィ)、ジェイゾロフトファイザー)などがあります。さて、まずはこのパキシルの添付文書に書かれていることを見ていきましょう。

 

【警告】

海外で実施した7~18歳の大うつ病性障害患者を対象としたプラセボ対照試験において有効性が確認できなかったとの報告。また、自殺に関するリスクが増加するとの報告もあるので、本剤を18歳未満の大うつ病性障害患者に投与する際には適応を慎重に検討すること。

 

パキシルの添付文書より引用

 

まず、この添付文書の最初にパキシルに関する警告が記載されていますが、この内容を要約すると、この薬はうつ病に効きませんとハッキリ書いてあります。さらにこの薬を飲むと自殺したくなるので注意して飲んでくださいと記載されています。

精神科の医師たちが実際に患者さん達にこの薬を処方する際にきちんとこの説明をしているのかが疑問ですが、実際にこの様な説明を受けたら飲みたくなくなるのが普通だとは思いますが、いかがでしょうか?

 

実際に欧米では医薬品メーカーを相手取ったSSRIが原因と考えられる自殺関連の訴訟が多発しており、この薬に関する効能に疑問符が打たれています。

 

さらにこの薬の副作用をみてみると

 

3.不安、焦燥、興奮、パニック発作、不眠、易刺激性、敵意、攻撃性、衝動性、アカシジア/精神運動不穏、軽躁、躁病等が現れることが報告されている。また、因果関係は明らかではないが、これらの症状・行動を来した症例において、基礎疾患の悪化又は自殺念慮、自殺企図、他害行為が報告されているので、患者の状態及び病態の変化を注意深く観察するとともに、不安増悪、焦燥増悪、興奮増悪、パニック発作増悪、不眠増悪、易刺激性増悪、敵意増悪、攻撃性増悪、衝動性増悪、アカシジア増悪/精神運動不穏増悪、軽躁増悪、躁病増悪等が観察された場合には、服薬量を増量せず、徐々に減量し、中止するなど適切な処置を行う

 パキシルの添付文書より引用

 

この中で恐ろしいことがこっそりと書かれているのですが、基礎疾患の悪化ということが書かれています。うつ病の薬を服用する患者さんの基礎疾患はうつ病ということになるので、うつ病の薬を飲むとうつが悪化すると記載されています。パキシルにはこの他にもおよそ100近くの副作用の症例が記載されていました。ちなみにこの薬を飲むことよる副作用の発現率は68・5%と書かれていたので、10人がこの薬を服用した場合におよそ7人が何らかの副作用に見舞われるということになるのです。

 

 

 

パキシルだけが悪いのか?

 

 

今回紹介したのはパキシルでしたが、その他にもいわゆる精神薬というものは麻薬と同じ成分だったり、覚せい剤と同じ様な成分のもので作られているものばかりです。落ち込んでいる人に精神薬を投与することは、麻薬を投与して気分をイジっていることに変わりないので、確かに一時的には鬱々とした気分は解消されるかもしれませんが、長い目で見たときに向精神薬を服用することはあなたの根本的な悩みを解決することには成り得ないのです。

 

またADHD(注意欠陥性多動症候群)などの治療薬として子供に投与されるコンサータは、メチルフェニデートという覚せい剤と同じものなので、注意力が散漫で物事に集中できない子供に対して、覚せい剤を投与し集中力を上げているに過ぎないのです。

 

抗うつ剤ADHD治療薬のみではなく、向精神薬には他にも睡眠導入剤統合失調症治療薬、抗不安薬、抗てんかん薬、認知症治療薬なども含まれます。皆さんの中に現在、この様な薬を服用されている方がいらしゃいましたら、1度その薬の添付文書に書かれていること確認してみてください。きっと目を疑うような内容が多く書かれていることだと思います。

 

はい、という訳で今回はほんの一例でしたが、向精神薬を服用する前に知って欲しいことという内容でお話をさせていただきました。

 

それではまた次回の更新でお会いしましょう。