ストイッククラブ

一般的な栄養学をベースに日々の生活の中で取り入れるべきものと避けていくべきものをブログにしています。

【危険】その糖質制限間違ってます!

 

みなさん、こんにちはヽ(´▽`)/

 

ゴッティです、ブログを書くことが習慣になってきてそのブログを多くの人たちにご覧いただき、充実した毎日を過ごしております。

 

今日のテーマは糖質制限、最近本当に流行ってますよね。

 

よく聞くのが、炭水化物抜きダイエットなのですが、このダイエット法は正しい方法でやっていかないとリスクがあるというお話をさせていただこうと思っております。

 

①糖質は大切なエネルギー源

 

糖質というのは我々人間にとって非常に重要なエネルギー源です。

極端に糖質を抜くダイエットというのは非常にリスクを伴います。

体内のエネルギーを作る方法として2つの方法があり

 

 

とそれぞれ言われます。

 

この2つのうち【解糖系】と言われる方法は、糖質を分解してエネルギーを生産する方法で50代くらいまでは炭水化物、糖質を分解をしてエネルギーにしていくとメカニズムが主になります。

 

つまり、50代くらいまでの年齢の人々が、炭水化物を抜いたり、糖質制限をおこなってしまうと、身体のエネルギーとなるものがなくなるため、筋肉を分解してエネルギーに変換しようとします。細かく言うと、タンパク質を分解してアミノ酸にしブドウ糖に変換しエネルギーを生成します。これを糖新生といいます。

 

筋肉を分解してエネルギーを作るということは、筋肉が落ちてしまい、痩せはするのですが、すごく不健康な痩せ方になってしまいます。尚且つこの糖新生によって落ちる筋肉はインナーマッスルなので、筋肉の再構築がしにくく、基礎代謝が落ちてしまい非常に太りやすい体格になってしまうのです。筋肉が落ちるということは体温も下がってしまうので、免疫力も落ちてしまい病気になりやすくなってしまいます。

 

つまり、摂り過ぎはもちろん良くはないのですが、必要最低限の炭水化物すら摂取を拒むというのは非常にリスキーなのです。

 

②正しい糖質制限をしよう

 

GI値という言葉を耳にされたことはありませすでしょうか?

 

これは炭水化物を摂取した際の血糖値の上昇レベルを、ブドウ糖を100とした場合の相対比になります。

 

例えば、白砂糖はGI値が高いので急激に血糖値が上がり身体に対してかなり負担になってしまいます。砂糖もそうなのですが、炭水化物や糖質は白いものを避けて、そうではないものを摂取するのが正しい糖質制限なのです。

 

  • 白砂糖ではなくて黒砂糖
  • 白米ではなくて玄米
  • 白パンではなくて胚芽パン
  • うどんではなく蕎麦もしくは全粒粉のうどん

 

を食べるようにすると、血糖値の上昇が緩やかになります。

 

これは、籾殻など実を包んでいるものには繊維質が多く含まれる為、急激な血糖値の急激な上昇を抑えてくれるからだと言われています。

 

果物も同じなのですが、基本的に動物は皮ごと食べますよね?なので、果物も皮が食べられないものを除いては極力皮ごと食べた方が血糖値の上昇がマイルドになり、健康には良いと言うことになります。

 

つまり、昨今の糖質制限は半分正解で半分間違えてたって事なんですね。

 

みなさんの中でも、炭水化物を避けた食事をされている方がいらっしゃるかも知れません。

 

但し、糖質制限は正しいやり方で行わないと非常に危険だと言うことを認識していただければと思います。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございましたヽ(´▽`)/